秀山九月大歌舞伎
一昨日は、銀座にある新橋演舞場にて、『秀山九月大歌舞伎』を見に行く。
昼の部
一幕 菅原伝授手習艦 寺子屋
二幕 天衣粉上野初花 河内山
出演者に、私の大好きな『鬼平犯科帳』の
中村吉右衛門さんの名前が、、
分からないことも多いのでイヤホンを借りる。
一幕目、寺子屋(てらこや)
寺子屋の師匠武部源蔵は、菅丞相(菅原道真)の嫡子菅秀才の身替りに、今日来たばかりの寺子小太郎の首を討って差し出します。その子こそ、首を検めにやって来た松王丸の子でした。松王丸は、恩を受けた菅丞相に敵対していましたが、今こそ恩に報いようと、女房の千代と申し合せ、あらかじめ我が子が身替りになるように差し向けたのでした。
泣きました。
松王丸の息子,身替わりであること自覚してて、首切られる前に笑ってたって、、
泣きましたね。
二、河内山(こうちやま)
悪巧みに長けた河内山宗俊は、松江出雲守に腰元奉公する上州屋の娘が幽閉されていると聞き、金目当てに娘の奪還を請け負います。上野寛永寺の使僧と身分を偽り、出雲守をやりこめた河内山ですが、正体を見破られてしまいます。しかし、慌てるどころか開き直り、啖呵を切って堂々と引き上げていくのでした。
大胆不敵で憎めない主人公が繰り広げる爽快な河竹黙阿弥の人気作。
笑いあり、河内山の愛嬌とふてぶてしさで大名をやり込めスカッとする感じでした。
二幕目はお昼を挟んでなので、お弁当食べたら若干睡魔が、、、
舞台のセットや、道具、衣装、化粧、立ち振る舞いに、位置や歌、色彩などなど
歌舞伎とはこんなに美しくかっこ良いのかと圧巻でした。